インドネシア国営農園 ジャワアラビカPTPN12
概要
特徴
焙煎・風味
<焙煎>
熱風式の焙煎機で深めに焙煎。
<風味>
同じインドネシアのセレベス・アラビカの様な力強いコクとは違い、すっきりと軽やかさも感じるコクと力強い苦みが特徴的なコーヒーには、
クレームブリュレ、シュークリームやミルクレープなどのカスタード系、ドライフツールたっぷりのブランデーケーキやベニエなどしっかりとした甘み+コクのあるようなものがおススメ。
ミルクを入れると、全体的にさらっと軽やかな印象だが苦みはしっかりと感じられるカフェオレを楽しめる。
詳細
<国営農園>
インドネシアがまだオランダの統治下にあった1897年。肥沃な火山灰性土壌が広がるイジェン産地でコーヒ農園の開拓がはじまった。1950年にインドネシアが独立を果たしてからは、大規模プランテーションは国が管理することになった。イジェンのアラビカ農園群も国営農園として再出発を果たす。敷地内には農園で働く人たちが生活する村々が点在し、PTP12は彼らと共存する形で保育園や学校、住居の整備などの支援を行っている。年間生産量アH2,000-3,000トンほどで、7,8割が輸出規格として選別され、そのうちの半数以上がドイツ、アメリカに販売されている。
<栽培品種と環境のマッチング>
農業省の下部組織であるICCRI(インドネシアコーヒーココア研究所)に栽培地域の土壌を送り分析を依頼、そのレポートをもとに農園側で標高を加味して地域ごとの最適な品種を決めて栽培している。
<JAVA ARABICA PTPNの強み>
・栽培の安定性 : 国営農園による安定した農地運営
・品質の安定性 : 政府機関の農業研究所ICCRIと組んで栽培品種、土壌の管理
・精選の安定性 : チェリー出荷から発酵、乾燥、選別、保管まで一貫した農地内管理体制